【シンクロニシティ】法学部生が農家コンサルタントになろうとする話 – 38

今日は「畑楽」のところへ!昨日の活動はこちらから〜。

今日はとある懐かしい曲を聴きながらブログを書いているので、いつも以上に文章がまとまっていないかもしれません。

【自然と共に生きる】

以前、自分のInstagramでこんな投稿をしていました。

https://www.instagram.com/p/CBnHsvHD8VI/

サツマイモを植える畝を立てる作業をしていた時の内藤さんの様子です。このときの内藤さんと同じように、サツマイモの畝を立てる作業をするため、今回は管理機ではなくトラクターを使って作業していました。

これはまず一回耕した後の様子。

この写真にある範囲は長い間耕されていなかったようで雑草だらけでした。その上、その雑草も伸び放題だったため、立派な太さに成長してしまったものもいくつか…。そのため、トラクターは2回かけることになりました。

そして、2回目に取り掛かろうとした瞬間、なんとトラクターが停止…。

一体トラクターはどうなってしまうのか、そしてサツマイモの苗の運命やいかに…!?

ここで一旦CMです。

【期間限定】畑楽の生ニンニク

今回ご紹介するのはこちら!

株式会社畑楽から、生ニンニクのご紹介です!

スーパーなどで販売されているニンニクのほとんどが中国産ですが、これは山元町で収穫された正真正銘の国産

一般に出回っているのは時間をかけて水分を30%ほど抜いた「乾燥ニンニク」がほとんどですが、こちらは収穫後まもなくのものなので「生ニンニク」。

水分量が全く異なるのはもちろんのこと、乾燥ニンニクに比べて殺菌作用がより強力に。

滋養強壮、免疫力向上にはこちらの生ニンニクをどうぞ!

畑楽の農地にて販売しております!
お近くにお越しの際は是非お買い求めください。

お問い合わせはこちらからどうぞ!

【負のシンクロニシティ】内藤さんとトラクター。

「シンクロニシティ」という言葉をご存知でしょうか?
乃木坂46の名曲ではありません…。

シンクロニシティは日本語では「共時性」と訳され、複数の出来事が意味的関連を呈しながら非因果的に同時に起きることである。

シンクロニシティ – Wikipedia

簡単に言えば、本来は全く因果関係のないいくつかの出来事が、偶然に因果関係を有するような形で発生するということです。言い換えたつもりが分かりにくいですね…。

具体例で言えば、パッと頭に浮かんだものが、その直後にテレビで取り上げられていたり、友達との会話の中で話題になったりするなど…。本来、「思い浮かぶこと」と「テレビで取り上げられる」「会話の話題になる」というのは全く因果関係が成り立たないものですよね。

ただ、実際にそういったことが発生すると、何かしら関連づけようとしてしまうのが人間の性です。そういった方が物事を簡潔に捉えられるからだと思います。

そんなややこしい話はさておき。

トラクターの調子がおかしくなる直前にも、別の機械が不具合を起こしていたようで…。内藤さんご自身の身体にも不具合があったりするなど、厄年なのかと思うほど最近は色々と不調が続いてしまっていたそうです。

こんな「負のシンクロニシティ」は早く脱したいのですが、単なる偶然であるとする以上はどうする訳にもいかず…。まずは目の前のできることからやるということで、トラクターの修理に取り掛かりました!

【第一仮説】ガス欠か…?

トラクターが止まってしまった時に僕が立てた仮説がこちら。明らかにエンジン音が弱々しくなっていったのでこんな仮説を立ててみました。自分が知っている知識ではこれが限界でしたが…。笑

というわけで燃料である軽油の補給を行なったのですが、トラクターは未だ動かず…。

【第二仮説】軽油の流れる管に空気が入っているのではないか…?

ガス欠は原因でないと分かってから内藤さんが立てた仮説がこれ。燃料となる軽油が流れる管に空気が混じってしまうと、それで詰まってしまいエンジンが機能しなくなるそう…。

ただ、これを改善してもトラクターの不具合解決に至らず…。

【第三仮説】オイルエレメントの替え時か…?

エレメントというのは、エンジンオイル(エンジンのピストン運動に必要な円滑作用を有するオイル)をろ過する部分のこと。長い間変えてなかったこともあり、これが原因ではないかと睨んだ内藤さん。

近くのコメリで買ってきて、早速付け替え!というわけにもいかず…。

フィルターが汚れているということは、もちろんエンジンオイルが汚れ切ってしまっているということなので、オイルの交換も行いました。

エンジンオイルが溜まる部分の蓋を開けて…。

古いエンジンオイルをどんどん出していきます。

エレメント部分の取り外しにも取り掛かり…。

これがエレメントとトラクターの接合部分です。ここに、新品のエレメントを取り付けて、新しいエンジンオイルを流し込んで完了です!

これでやっとトラクターの調子が元に戻りました!合わせて、他の様々な機械の調子も元に戻ればと思います…。笑

やっとトラクターの作業が終了…!

トラクターを1回かけたときの写真と変わらないようにも見えますが、これは2回かけ終わった後の様子です。これをもってトラクターの作業は終了です!ほぼ一日中トラクターを操作していたので、運転技術も向上したのではないでしょうか…?

【リーキで人をブン殴る】

僕がトラクターを運転していた隣では「リーキ」と呼ばれる野菜の収穫を行なっていました。

ニンニクのような見た目をしたこれは、分類的にはネギに属します。西洋ネギとも呼ばれるようですね。

ということは、ニンニクと異なって「ネギ坊主」と呼ばれる花が咲きます。

ちょうど収穫のタイミングでいらっしゃった、おなじみの結悟さんが抱えているカゴにあるのが「リーキ」です。

どういった文脈で生まれたのかは謎ですが「リーキで人をブン殴る」という迷言が生まれました。
古本屋に立ち寄ったら見かけそうな本の題名をしています。

ちなみに、リーキの花(ネギ坊主)はフワフワして殴られても痛くも痒くもないのですが、食べ物で遊ぶのはやめましょう。
場合によっては、暴行罪(刑法208条)に当たる可能性もあります。

定植作業の続き

以前の続きで、トラクター作業や収穫が終わった後は定植作業へ(僕がトラクター作業をしている間、そちらも進んでいましたが)!

内藤さん一人でこなすにはあまりにも大きい栽培規模ですが、今回は拓也さんと僕もいたので3人がかりでの作業に。

人数が多い分、やはりすぐに終わりました!

僕が地域おこし協力隊として、本格的に活動を始めた当初に比べて、本当に緑が多くなってきました!ただ、サツマイモの植え付けは残っているのでもう少し頑張ります。笑

今日は終わり!

負のシンクロニシティに悩まされている内藤さんですが、「人生楽ありゃ苦もあるさ」と言われるように、これから「正のシンクロニシティ」が起こることでしょう…。そうでもしないと可哀想すぎます。 

どうにかして、正のシンクロニシティを引き付けられるよう、内藤さんと一緒に僕も頑張っていきます!

ではでは今日はこの辺で。

ありがとうございました!